「質向上」と「効率化」の両立を実現!
「良い記録」「悪い記録」を比較して理解する!
看護記録の「質の向上」と「効率化」は相反するテーマと言えるため、そのジレンマに悩む方は少なくありません。記録すべき項目が増え、看護師の負担は増すばかりですが、単純に残業を減らすだけの目的で記録時間の短縮ばかりに力を入れていると記録の質は低下し、実践が見えない記録になってしまいます。本セミナーでは、実践した看護が見える記録、いざという時に自分の身を守れる記録など、病院機能評価でも求められる質の高い記録をいかに効率的に書くか、その方法を学びます。
プログラム
1.看護記録の意義・目的の振り返り
2.POSの基礎知識とSOAPの要点
3.病院機能評価で求められる 「質の高い看護記録」 の整備
4.リスクマネジメントに必要な看護記録
5.記録時間短縮の工夫
6.看護記録の監査とフィードバック
7.看護記録記載基準・マニュアルの整備
1.看護記録の意義・目的の振り返り
2.POSの基礎知識とSOAPの要点
1)POSの構成要素
2)問題の取り上げ方
3)経過記録・要約記録のポイント
3.病院機能評価で求められる 「質の高い看護記録」 の整備
1)病院機能評価における看護記録の重要性
2)審査される項目・不合格になりやすい項目
3)患者に関する情報の収集・診療計画の立案
4)看護実践が見える記録とするために
4.リスクマネジメントに必要な看護記録
1)看護記録の法的な位置づけ
2)記録する上で行なってはいけないこと
3)医療事故調査制度が求めている記録
4)インシデント・アクシデント記録(転倒事故・急変時など)
5.記録時間短縮の工夫
1)時間短縮につながる記録力・アセスメント力の高め方
2)必要な情報と不必要な情報の見極め
3)記録時間を短縮するためのツール活用(フローシート・クリニカルパス)
6.看護記録の監査とフィードバック
1)形式監査・質的監査の内容
2)記録監査体制の整備
7.看護記録記載基準・マニュアルの整備
1)各種基準、略語集・事例集など
2)電子カルテの三原則